お世話になっております。
 タヌキです。

2018/10/31時点 運用実績「逃げるは恥だが…結果オーライ?」


 10月は市場が乱れに乱れました。


 現在、米国株は大きく反転上昇しており、先物も上がっています。
 欧州株もロシア以外は上昇しており、アジアに至っては中国株も含めすべて上昇しました。
 今回の『世界的大幅下落』はこのまま『一過性の調整局面だった』となるのでしょうか?

 (主に日本株の)信用取引をしていた人の中には、今回かなりの痛手を負った人もいたようです。
 今週になってタヌキのところにもポツポツと、そんな話を持ってくるお客様が来られるのですが…
 「正直言って手遅れです」という訳にもいかず、対応に難儀しています。
 (調子のいい時にはウハウハしていたでしょうに…今更「どうすればいいか相談を」とか言われてもどうにもなりませんよね)

 10月末時点の運用実績は下の通りです。
 
20181031_運用実績

 タヌキは、保有株のうちAMZNとBRKを売却して「逃げちゃった」のですが、その後もAMZNは下落を続けていますので、結果的には「逃げるは恥だが…」と言ったところかなと思います。
 「ITサービス税」を各国が導入することになれば、当面2,000ドルの水準には戻るのは難しいかなと。盤石と思われていたAMZNにもこのような外的要因リスクが発生するとは、購入当時には想像できなかったですね。

 今回、タヌキは狼狽売りに走った訳ですが、AMZNの暴落から逃げられたことに関しては『
結果オーライ』だったのでしょうね。
 AMZNが1,500ドル付近まで落ちてしまった今となっては、
少額投資のタヌキにとっては、1,700ドルで逃げられたことは僥倖でした。とはいえもう一時1,600ドルまで回復するなど一気に回復に向かっています。
 BRKは売らなくてもよかったかもしれませんが…


 AMZN、BRKを売却した12日朝の時点と比較すると、タヌキの運用実績は予想に反して改善されています。(…運用利回り上がってますね 比較対象の12日の段階ではすでに、かなり下がってましたし…)

 現在時点で
ドルベース運用年利回りは13.23%と12日時点実績の12.96%より改善。
 円換算利回りは、「円安ドル高」進行中のおかげさまで10.42%、12日時点実績の9.78%とやはり良くなっています。

 この運用率の回復要因は
  ①手元に残した、PG、KOの株価が
地道に上昇したこと
  ②KOの配当が2.82ドル(可愛らしい額ですが)いただけたこと
  ③タヌキ的には遺憾ですが、円が下がったこと
によります。

 とはいえ、米国中間選挙まではまだ約1週間あります。
 VIX恐怖指数も25を目指し上昇していましたが、21.23まで下がり調子になっています。20を切ってくれれば少しだけ安心できるのですが…
 今回の騒動が「調整局面」だったのか、「景気後退の幕開け」なのか、今後も監視を続ける必要がありそうです。
 米国大統領閣下は突然何をつぶやくかわかりませんから…


【NY市場】


 12日の米株式市場ではダウ平均は続伸し、前日比241ドル12セント高の2万5115ドル76セントまで回復。
 10月は下落基調が続いていたため、値ごろ感や割安感に着目しハイテク株や銀行株を中心に幅広い銘柄が買われました。

 FB(+3.81%)は市場予想を上回る決算発表により大幅に上昇。
 これを機に主力ハイテク株に買いが波及し、AMZN(+4.42%)やNFLX(5.59%増)、GOOGL(+3.91%)と大きく上昇しました。
 これら主力株の上昇が市場全体への投資家心理の改善につながったようです。

 10月のADP全米雇用リポートでは非農業部門の雇用者数(政府部門を除く)は市場予想以上に増え、米景気は堅調との見方も相場を支えた。

 米長期金利が上昇し、利ざや改善期待からGS(+2.90%)やJPM(+2.16%)といった銀行株が買われました。

 ナスダック総合株価指数も続伸し、前日比144.249ポイント(2.0%)高の7305.899で終えた。
 MU(+4.75%)やNVDA(+3.86%)など半導体株が大きく上昇しました。

日本時間2018/11/1 6:00現在


NYダウ   :25,115.76 (+241.12)
NASDAQ  : 7,305.90 (+144.25)
S&P500   : 2,711.74 (+29.11)

VIX恐怖指数:  21.23 (-9.08%)

上海総合指数:2,606.91 (+23.45)

為替ドル円 :112.94

日経平均先物大証(夜間):21,780.00


  ※投資判断は自己判断自己責任で行っています。


ではタヌキは巣穴に戻ります。
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