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 タヌキです。

 米国株市場は、ダウが反発を見せたものの、まだまだ先行き不透明な状態が続いています。
 トルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館訪問後に行方不明になったサウジの反体制記者ジャマル・カショギ氏について、米国政府は同氏すでに死亡しているとの見方を示しており、米国はサウジに「非常に厳しい」対応を取る見通しだとした上で、実際に何が起きたかの真相を依然として探りたい意向を示しており、サウジ総領事館で2度目の家宅捜索が行われました。
 今後の米国とサウジアラビアの関係悪化を巡る中東情勢の不透明感がくすぶっているのも、本格的な株価回復への重荷になっているようです。


【NYダウ】


 米国株式市場でダウ平均は3日ぶりに反発し、終値は25,444.34ドル前日比64.89ドル高となりました。
 前日に300ドル超下落した後で、自律反発を見込んだ短期的な相場の買いも入ったことに加え、決算を発表が好調な銘柄が買われました。
 また、中国の上海総合指数が反発したのも投資家心理の改善につながったようです。

NASDAQ


 ナスダック総合株価指数は3日続落し、7449.03と36.11ポイント安で終えました。
 IT・通信関連の
NFLXが前日比-14.04(-4.05%)や、IT・通信のNVDAが前日比-10.36(-4.33%)INTCが前日比-0.97(-2.16%)FBが前日比-0.87(-0.56%)などが下落しました。
 一方では、GOOGLが前日比+7.27(+0.66%)、MSFTが前日比+0.16(+0.15%)と上昇しました。
 

日本時間2018/10/20 6:00現在


NYダウ   :25,444.34 (+64.89)
NASDAQ  : 7,449.03 (-36.11)
S&P500   : 2,767.78 (-1.00)

上海総合指数:2,550.47 (+64.05)

為替ドル円 :112.55  (+0.35)

日経平均先物大証(夜間):22,460.00


 株価には全く影響していませんが、北朝鮮との交渉に配慮して年末の米韓共同軍事演習の中止が決まったそうです。
 韓国と日本の関係は先日の済州観艦式旭日旗問題で冷却された矢先に、米国からも距離を置かれた形になります。
 韓国大統領が積極的に『北朝鮮と米国との交渉橋渡し役』をしているそうですので、韓国政府にとっては計画通りということなのでしょうが…

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