お世話になっております。

タヌキです。

 投資ブログを書かれているみなさんのところを徘徊すると、
『分散投資の大切さ』を語られている方が多いです
(というかほとんど)。

 

 分散投資と言いましても、

株式だけに言及しても

・銘柄数の分散

・銘柄の特性
      (好景気に伸びる銘柄と、不景気に下がり幅が小さい銘柄)

・国や地域(日本・米国・中国・東南アジア・ユーロ圏など)


 といった感じで、分散について語られていたりします。

 

 また、

   投資全般に言及される方は

    ・株式(先の『株式だけでの分散』と同じ)

    ・債権(これも国や会社などに分散)

    ・不動産

    ・現物資産(金など)

    ・事業収入(副業など)

 

 と、盤石の体制を目指されていたり、また実際に達成されていらっしゃったりします。

 

 まさに「うらやましい」の一言しかでませんね。

 

 株式・不動産とも『アベノミクス』当初(もしくはもっと以前)から、全力投資をしていた方は、すでに投資金額に対して資産額を数倍まで膨らませていて、『多少の暴落などかすり傷程度』で悠然と構えられる心の余裕をもたれているのかもしれません。

 もっとも、『売却撤退(利益確定)』するまでは数字の上での資産額に過ぎないのですが・・・

 

 では、タヌキのような『後発組・少額投資者』はどこまで分散できるでしょうか。

 以前【第一手、第二手】で書かせていただいたとおり、『売買手数料の効率』から考えて、2銘柄程度が妥当だと思います。

 

 タヌキは現在、米国株4銘柄を保有しています。

銘柄は以前書かせていただいたとおりですが、100万円スタートの総資産に対して

BRK.Bが約72%

AMZNが約16%

と、2銘柄で88%を占めています。

 

 タヌキ的には、BRK.Bは『バフェットさんへの無配当投資信託』という感覚でいますので、株式としてはAMZN、PG、KOの3銘柄で勝負しているつもりでいます。

 

AMZNは、たった1株だけでこれだけの割合(3銘柄中で58%を占める)になってしまっていす。また、PG、KOは『売買手数料の効率』を考えると、売る気になれません。

PG、KOは『持っていないつもり株』として、わずかずつでも配当金を頂くことにしたいと思います。

 

そうしますと現在、『動かせる株式』はAMZNのみ1銘柄になります。

BRK.Bは売却できる『無配当の投資信託』という認識です。

 

 タヌキ的には、100万円を投資運用するのであれば、集中投資でいこうと考えています。

 現資産は、『米国株AMZN』と『投資信託BRK.B』に集中している気持ちで・・・

 

『分散投資や高配当銘柄への投資』は『投資の王道』であろう事は分かっているのです。

もちろんタヌキも、投資金額がもっと大きければそちらを選ぶでしょう。

 

しかしながら、『投資の王道』を征くのは王のみ、王に遠く及ばない後発組が100万円からどこまで行けるかという状況では、『この先の値上がり益をひたすら求めていく』しかないと考えています。

『分散投資』するのであればそれぞれ違った局面に対応するよう銘柄を組むでしょうから、分散投資した銘柄が一斉に上がることはまれですし、そのような場合は1銘柄でも分散でも同じ事でしょう。

 『分散投資』はリスクに対して『守り』を固めることに他ならず、『後発組が少額投資』するのですから、多少のリスクは覚悟しなくては。

 この方法では、本当の暴落が来たら耐えられないのかもしれませんが・・・『投資は自己責任』ということで。

 『高配当銘柄』への配当金を目標とした投資もやはり、『王道』かもしれませんがあえて外して考えています。

預金よりは遙かにいいと思いますが、仮に手取り3%の配当金を頂いても年間3万円です。

 もちろん投資リスクを負って株式を購入している以上、預金よりは遙かにいいのですが。

 お金持ちになれたら、考えましょう。

 

仮にこの先AMZNとBRK.Bの両方を売却した場合は、その時に『なんとなく投資』したい銘柄1つに集約したいと思います。

 

それではまた、お会いしましょう。

では失礼して、タヌキは巣穴に潜らせていただきます(ごそごそ)


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