いくつかの投資本をザット読みしてみたところ、何となくこんなことが頭に残りました。

①リスク範囲を考えて投資対象を選ぶ

 広い範囲で見ると、銀行預金や国債も低リスクな投資対象として分類されるそうです(低リスク低リターン)。
 といっても、高リスクな投資対象が高リターンとは限らないそうです。
 想像するに一番高リスクなのは、美術骨董のような気がします。「なんでも鑑定団」とかを見ると、自分が鑑定依頼人の立場だったら卒倒しそうな鑑定額をかなりの高確率で見かけます。

②リスクを想像できないものには投資をしない

 先物取引や信用取引など、詳細はまだ理解できていないのですが元金がなくなるだけでなく借金を背負ってしまうこともあるとか… 
 元も子も失うどころか、借金まではチョット…

③色々なものに分散投資する

 色々な投資対象を一括りにして「ポートフォリオ」というのを作るのだそうです。
 株+不動産+金など違う投資対象の組み合わせだけでなく、同じ投資対象のなかでも違うモノの組み合わせもあるそうです(都心のワンルームマンション1部屋+2部屋目とか)。
 ①のリスク範囲に関連するものだと思いますが、どれかがダメになっても別のものでフォローするという感じですが、最近の世界同時株安などを見ると1種類に偏らせず、違う投資対象に分散するのが良いのかもしれません。
 株だけ何種類も買ってポートフォリオを組んでいても、世界中の株が全滅してしまえば…

④投資する時期をずらす

 「ドルコスト平均法」というのがあるそうです。
 毎月一定額を○○に投資するとかいうやり方です。
 ①のリスク範囲に関連するものだと思いますが、暴騰のメリットを諦めるかわりに、暴落のリスクを回避するという感じのようです。

⑤一度に全額投資をせず余力(余銭)を残しておく

 ④の時期をずらすというのとほぼ同じようですが、チャンスだと思える投資対象や時期が来たときに、投入できるお金がないという「機会損失」を避けるためとされています。
 とは言え、チャンスを見抜く目と資金投入ができる決断力がなければ意味をなさないのかもしれません。


まだまだあるのでしょうが、とりあえずこの5つを念頭に投資について考えていきたいと思います。