お世話になっております。
 タヌキです。

アメリカ大統領選挙以来、トランプ氏の一挙動一発言が始終マスコミに利上げられ、アメリカ国民の間であった溝はますます深まっているような印象が強まってきました。
 一方では、コロナワクチンの接種も始まり約一年にわたり市場を振り回してきたコロナ湧くりん開発の噂による株価の乱高下は収まりつつあり、昨年末から2021年1月下旬までは株価は順調に上昇を続けていました・・・そうあの事件が起こるまでは・・・


ゲームストップ事件


  ゲームストップは、時代遅れのショッピングモールでビデオゲームのパッケージソフトを売る二流の、衰退しつつある企業のはずだでした。

 しかしその株価はここ数週間で急騰。1月28日の午前には、過去52週間の最安値である2.57ドルから1万8693.77%上げて483ドルを記録した。しかしその後は55.8%も急落し、同日の終値は193.60ドルとなった。

 この一連の騒動はある掲示板への書き込みが発端となったという噂もあり、正直なところ全体像の把握は出来ていません。

 しかしこの一件は『一般投資家VS機関投資家』の金の奪い合いにまで発展したようです。

 個人投資家たちが株価を上げていった所で、『機関投資家(のAI?)が空売りを仕掛けたものの踏み上げを喰らい、個人投資家の餌食になってしまった・・・』など、なかなか見られない光景(いち個人投資家としては痛快な結果(笑))を見ることが出来ました。

 このとばっちりを受けて、機関投資家が仕手戦の実弾(資金)確保と敗戦後の損失補填用資金確保のために世界中の株を売却してしまった影響で株価が不安定になったのだという都市伝説もあります。

 端で見ていると面白い反面、市場全体が荒れてしまい、笑いながら見ていたタヌキまでばっちり影響受けてしまいました。

 銘柄シンボルが同じオーストラリアのとある会社の株価も一時的に上がったとのことですが、みなさんも株売買の注文はよく確認してから行ってくださいね(本日の教訓)

長期投資+複利運用は必殺コンボ


 アマゾンなどGAFA関連株には、株主配当分を技術開発など事業拡張に回すことを前提に株主の了承のうえ、無配当株としている銘柄も多く『株価の上昇により投資家たちの資産を増加させることで、その期待に応える』という配当再投資先についての悩みはこれらの株式オーナーさんには遠い悩みです。
 実際は、配当分を自社に再投資している形になるわけですから、無配当会社のオーナーさんはその会社の動向には特に敏感である必要があるわけです。

 しかしながら、高配当株式愛好家など配当金が年4回(日本株は2回の所も多いですが・・・)にとっては、この配当金を再投資に回すことで複利効果を目指す投資スタイルをとる人たちもいます。
 この配当再投資を実施できるか否かは、長期的にみて運用効率に大きな差が生じてしまいます。

 【過去記事はここをクリック←】

 株の購入には一定額もしくは率の手数料がかかってしまいますので、年間配当金額がある程度の規模になっていないと、手数料損に陥ってしまいます。
 高配当株+配当再投資戦略で大金持ちを目指す人たちは、この時のためにと・・・必死に給与所得などから株式投資に回すための資金を着々と蓄えるていたりするものです。

 ですが、配当金額にプラスできるだけの投資資金を確保できない少額投資時代を乗り切るにはどうしたらよいでしょうか。

 ちなみに、本ブログ作成にあたり100万円でスタートした米国株口座の現状はこちらのようになっています。
 資金の追加を行わない実験口座なので、『口座内にある分の資金だけで頑張るしかない』という設定です。

20210122_IBM売却前

 それほど「まめに売買せず、株価低迷時には放置」(巣穴のタヌキ作戦)を行った結果ですが、1,078.81ドルの配当金が溜まりました。

 定石通りの配当再投資方法をとるなら、この
1,078.81ドルを再投資するために投資対象を物色しなくてはなりません。

 ただ、1,078.81ドルは日本円では10万円ちょっとの金額・・・投資効率が悪すぎます。
 このまま、ある程度溜まるまでの期間は『預かり金』として放置しておくべきでしょうか・・・?


少額投資者によるお手軽配当再投資法(お代わり投資法)


 上の口座現況をご覧になった方の中には、既にお気づきの方もいらっしゃると思いますが・・・
 株式評価額合計-概算評価損益は100万円をオーバーしています。

 これは、これまでも保有株式を売り払って利確を行い、そのうえで溜まっている配当金をプラスして、新たな銘柄を購入するという方法を採っているためです。
 一時はアマゾンも保有していました(遠い目・・・)

 いったん丼の中を食べきって、再度丼に大盛りご飯をよそう・・・お代わり投資法とでも申しましょうか。

お代わり


 こうすれば、GAFAをはじめ高額となってしまっている株にも手が届くようになります。
(多少売買手数料や税金が割高になってしまう危険もあるのですが・・・)
 1,000ドル以内で手の届く銘柄は・・・と髪をかきむしる日々を送らなくても済むわけです。


お時間が許される方へ・・・
タヌキが次に買った銘柄は・・・『続き』をご覧ください


 
※投資は自己責任で無理のない範囲で行いましょう

 ではタヌキは巣穴に戻り養生します。
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お代わり投資法の結果・・・


 タヌキが決めた選択は(折角値上がり益が僅かに出てきた)IBMを全部売却して、預かり金をプラスして新しく銘柄を仕入れることでした。
 白米を喰い切ったので、五目御飯をお代わりしたという感じでしょうか・・・

20210122_売買履歴

 ちなみに、注文約定はご覧の通りです。
 IBMを全部売り切り、AT&Tを全力購入しました。

 IBMもれっきとした高配当株なわけですが、時世による株価の変動が激しい一面も持っています。
 タヌキにとっては、少なくとも2021年の市場は楽観的とは思えなかったため『ある意味底堅い』AT&Tに乗り換えたのです。
 多少株価が下がっても、AT&Tの高配当継続実績を信じて取り戻せるのではないかと踏んだわけです。


1月31日時点での実績・・・(やはりマイナススタート?)


 『弱者の複利法 お代わり投資法』で保有銘柄の一新を図ったタヌキですが、その後のNYダウ、S&Pともに振るわない相場展開のため、株式時価では予想通りの赤字スタートになりました。
 ただし、円との為替レートの影響を受けて、「若干のプラスだったよ・・・」と強がりを言う余力を残せています。

20210131_T購入後


 そもそもこのブログスタート時には、1ドル125円すたーと・・・だったのに・・・(ブチブチ)

 また週明けの相場も荒れそうな気配ですね。
 みなさん気を引き締めていきましょうっ!!

おまけ


 タヌキが悩みに悩んだお代わり作戦・・・

 保有していたIBM、乗り換えたAT&Tともに典型的な高配当株でした。

 参考までに、タヌキが悩んで見ていたいた資料の一部を・・・
(他にもいろいろ調べていた内容はあるんですよ(汗)そのあたりは追々・・・)


20210120_IBM配当利回

こちらは、NYダウ銘柄の高配当株・・・IBMは上位3位に入る好成績です
(ボーイング、シェブロンはコロナ禍の悪影響をもろに被っている銘柄・・・)

20210120_T配当利回

こちらは、S&P銘柄の高配当株・・・AT&Tは順位はさることながら
高配当率と配当継続の安定感が魅力的な銘柄です。
(通信インフラの基盤となる会社で、今では20ドル代で買うことが出来ます)

こういう局面では特に無理は禁物です。
 著名ブロガーの書き込みなどを見て奮い立たないように・・・
 投資は自己責任で無理のない範囲で行いましょう
 

 ではタヌキは巣穴に戻り養生します。
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