みなさま健やかにお過ごしでしょうか。
ステイホーム(何度聞いても、ルー大柴氏を思い出させるスラングです)だそうで、ほぼ仮の巣から一歩も出ていない『史上初のGW』期間も終わりました(タヌキは髭社長に、こき使われていましたが・・・)。
ロックダウンまで踏み込んだ、欧米などは少しずつですが息を吹き返しています。
株価もコロナショックから立ち直りじりじりと値を戻しつつありますが・・・今後5月失業率の公表も控えていますし、さらに底が抜けるリスクもまだまだ残っています。
一方、日本政府は、なんだかんだと言いながら、「自主規制の要請」という温い対応をとっており、日本人の国民性も相まってか大きく騒ぎ立てることにはなっていません。
休業要請に耳を貸さず営業を続けるパチンコ店のことが、連日報道されていますが、「それも国民性によるもの」なので日本政府・自治体からの要請に応じることなく、利益を求めるのは致し方ないことでしょう。そういう国民性なのですから・・・
今回、『自主休業しないパチンコ業者のリスト』に載った会社には、税務調査の強化を是非ともお願いしたいですね。
パチンコ業界は国税庁の法人税調査における『不正発見割合が高い業種リスト』の上位常連ですから、叩けば埃が出るのは間違いありません。
4~5月にギャンブル中毒者から毟った金額分くらいは、追徴課税してほしいものです。
その分を今後の医療崩壊対策充実に回してくださいな。
何やら『お偉い方々』は営業自粛要請を解除する『出口戦略』なるものを模索しているのだとか・・・
緊急事態宣言に端を発した『休業自粛要請』への非難の声・補償金などに頭を痛めているセンセイ方は、我慢しきれずに「出口に向かって突っ走れっ!!」と号令を掛けたいようですね。
安倍のマスク未だ届かず
髭社長に騙されて東京に自粛拘束されているタヌキですが、日々思うことはタヌキの里周辺にお住いのお年寄りの方々の安否です。
連絡を取っている限りでは、「元気な方は元気、そうでない方はそれなりに…」という状況のようで安堵しております。
さて、経済官庁出身の官邸官僚様が「全国民に布マスクを配れば、不安はパッと消えますから」と首相に発案してから早2か月以上経っていますが、タヌキの里周辺には未だに「お上からの、お恵みのマスクが届いていない」そうです。
パッと届けてくれないと不安がパッと消えないんですけど(笑)
そうこうしているうちに、様々な店の店頭でマスクの販売が見られるようになりました。
当初は、不思議なことに中華料理屋の店前などで売られていたり、入手経路は推して知るべし的な超高価格帯で、毎日使い捨てするにはとても手が出ない設定価格のものもありましたが、最近では徐々に価格も下がってきているようです。
国産メーカーさんや、国内他業種の工場の方々が生産してくださったものも販売されるようになり、供給体制も整備されてきたことには大変ありがたいです。
こうなってくると、予算466億円をかけて未だに届かない『安倍のマスク』って今更感満載になってきています。
その分、国民全員配布の10万円に『マスク代として現金をプラス』していただけないものでしょうか?
マスクバブル崩壊の音
マスク不足が叫ばれ薬局などの店頭で怒号が飛び交っていた頃、独自のルートで数千枚・数万枚単位でマスクを入手した人たちが、オークションサイト等に出品し荒稼ぎしていました・・・『マスク転売ヤー』の誕生です。
最初のうちは少量を仕入れ、高値を付けて売りさばくのに成功していましたが、味をしめてしまえば欲望は果てしなく膨らみます。
借金までして大量のマスクを仕入れ、マスクの詰まった段ボールに占領された部屋の隙間で寝起きしていた転売ヤーも少なからずいたそうです。
○○議員センセイなどもちゃっかり便乗して、倉庫に大量の段ボール箱を積み上げている映像までテレビ放送されて叩かれていましたね。
でもね・・・ぶっちゃけた話、世間様に多少非難されようが、本人にとっては『カエルの面にナントヤラ』、「荒稼ぎできれば気にしな~い」ですよね。
出口戦略は大事
そうこうしているうちに
- 同じことを実行する転売ヤーの人数の増加
- オークションサイトでの取り扱い削除対応
- 政府による価格上乗せ転売の規制(購入価格と販売額の差をどう確認できるのか、利益をどの程度乗せるのが適正と言えるのか・・・は謎)
- 「政府のお願い」を聞いた国内企業さんたちが頑張ってマスクを作ってくれた
など、マスク転売ヤーにとっては逆風が吹いてきました・・・
ここで正気に戻って『マスク輸入販売』から手を引いていればよかったのですが・・・
転売道に両足を突っ込んでしまった人たちは、底なし沼に落ちたがごとくもう抜け出せません。
ネット販売という大量の在庫を効率的に売りさばく手段を失った上に、同業者による過当競争が追い打ちをかけて総在庫量が増加・・・まさに共倒れです。
調子にのって中国に発注した分の『マスクが到着する数』が『売れる見込みの数』を上回ってしまう(タイムラグのリスクは大きい)ことを自覚できていませんでした。
自覚できた時には、すでに嵌ってしまっていたのです。
気が付けば、ネット販売という販路が断たれた転売ヤーたちは、露店販売で細々と在庫を捌いていくしかないようです。
薬局などの店頭にマスクが徐々に復活してくる兆しが見られるようになっては、もうマスクバブルははじけたのです。
ちなみに昨日タヌキは『100均の売り場にずらりと並んだマスク』を目撃しました(笑)
今回の教訓は・・・
「商売でも投資でも、引き際が一番難しい・・・出口戦略はしっかりと事前に決めておく!!」
ですね。
まぁ・・・それが一番難しいわけですが・・・
とうとう髭社長の所にも、マスクの営業(押し売り)が現れる(電話勧誘とか押しかけ(今の時世で押しかけですか・・・密ですっ!!))ようになったとのことです。
「怪しげな品質のマスクなど要らんわっ」と酔った髭は申しておりました(爆笑)
当然ながらタヌキも今更『安倍のマスク』など要らないんですけれど・・・(大爆笑)
プライベートでは『手創りマスク(←作り方リンク)』を使ってますしねぇ
今や転売ヤーは、少しでも早く『損を少なく売り抜ける』ことに血眼になっています。
ババ抜きのババを最後まで掴んでいるのは果たして・・・
しつこいようですが、マスクは戦略物資です。
いつ、どこぞの組織が怪しげなガスやらウィルス(BC兵器)をばら撒くかもしれないのですから・・・議員センセイの皆々様におかれましては、今回のコロナ禍では学習していただきたいものですね。
伝染性のモノであれば「少々の備蓄ではもたない」ということが今回実証されました。
日本の危機に際した時に、マスク生産国がいつもと変わらずマスクを売ってくれるとは限りませんよ。
特に医療用マスクは、コメと同じで国内で安定供給できる体制を維持することは必要ではないでしょうか?
現時点まででの1次感染爆発では医療崩壊まではいかなかったのかもしれませんが・・・医療現場でウィルスの脅威だけでなく、日々カウントダウン的に欠乏し補充の目途も立っていない感染予防物資不足との精神的戦いの様子を窺うと大変心が痛みました。
旧日本軍みたいですね・・・精神論で乗り切る医療現場って・・・
安倍のマスクは未だ国民の手に行き届く様子はないようですが、「いまさら低品質の布マスク配布に国家予算を投入して浮かれてんじゃねぇ」・・・でございます。
※投資判断は自己判断自己責任です。
ではタヌキは巣穴に戻ります。
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