さて、例年でいうところの「ゴールデンウィーク」に突入しました。
 今年は、コロナ禍により「ステイホームウィーク」だそうですが・・・
 なぜあの御方は、小難しいカタカナ言葉を使いたがるのでしょうか・・・?

 こういう時期は、出来高が減り閑散相場になりがちです・・・

 
2010年より東京証券取引所導入された次世代取引システム「アローヘッド」導入によって、日本市場でもアルゴリズムによる高速取引が可能になりました。

 今回は、個人投資家を喰い物にしていると巷で評判の、アルゴリズム取引についてお話したいと思います。

 そもそもアルゴリズム取引とはどんなものなんでしょうか?

アルゴリズムの連鎖反応で起きるフラッシュクラッシュ


 
特に為替や仮想通貨などに顕著に表れる現象ですが、あるニュースをきっかけにアルゴリズムがフラッシュクラッシュをして、相場に激震が走ることがあります。 

 株式市場でも、大量の注文が入って取引所のサーバーに異常をきたしたり、AIが次々にリスクオフに動くことで暴落したりすることが頻繁に起こるようになりました。 

 フラッシュクラッシュとは、何らかの原因で短い時間(わずか数分のことも)の間に、株や為替、その他の金融資産が暴落することをいいます。

 株、為替、その他の資産で電子取引されるものは、薄商い時の大量注文などに端を発して、AIやアルゴリズム取引、超高速取引などが、複合的・連鎖的に反応して起こるものと考えられます。

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フラッシュクラッシュの原因とは


 日本時間の2019年1月3日午前に、突如円が急伸して対ドルベースで一時104円台後半を付けました。

2018年末には108円程度だったので、瞬間的に4円程度も動いたことになります。

 これによって、多くのFX個人投資家がロスカットをされないように入れておいた余剰資金と一緒に強制ロスカットされ、大金を失いました

 タヌキはレバレッジを使った取引をあまり好みませんし、ご相談を受けてもよほどのことがない限り、その方の背中を押すことはありません。

 タヌキを含め、おそらく当ブログをご覧になる方々の主戦場は、米国株式だと思いますが、現地1月2日、市場が年明け初めての営業となった日に、突然株価が一斉に下落したのを覚えている方もいらっしゃるかもしれません。

 株式にしても為替にしても、なぜほぼ同時タイミングで一斉に価格が動いたのかというのが、AIが一斉にリスクオフに走ったために起こったフラッシュクラッシュ現象が原因と言われています。 

 当時のフラッシュクラッシュの原因は、アップルが業績を下方修正したことがキッカケといわれています。

 ご丁寧にも、アップルはティム・クックCEO(最高経営責任者)の名前で投資家向けの書簡(Letter from Tim Cook to Apple investors )を公開しまし

 この中身は、10-12月期の売上見通しが、中国のiPhone販売が振るわないため、業績を下方修正するというものでした

 なぜ一年以上前の事例を今回持ち出したかというと、絵にかいたような典型的なフラッシュクラッシュ現象が見られた事例だったからです。

  1. 年初めの薄商いの日(1月2日)
  2. トリガーになるニュースLetter from Tim Cook to Apple investors )

 まさにヘッジファンドにとっては絶好のタイミングでした。

 1つのアルゴリズムが動きだせば、他のAI達も一斉に売りを浴びせます。

 恐慌状態になった一般投資家が損切していくなかで、チマチマと買い戻していけば、ミッション完了です。

理由は後付け・・・どうにでもなる


 投資の世界では、すべての株価の動きに何らかの理由を付けることを仕事とする人(評論家など・・・)もいます。

 しかし、現在のグローバルな投資環境では株価の変動要因は複雑に絡み合っており、誰であれ明確な理由をズバリ説明しきる難しいでしょう。

 経済指標・地勢学的要因・・・etc.

 一方では、昨今に限らずですが

「株価暴落の裏には必ず大手ヘッジファンドが絡んでいて、薄商いに乗じて猛烈に売る(売り崩す)きっかけを探していたにすぎない」

と言われています。 

 昔からある都市伝説のようなものですが、タヌキはもちろん信じています・・・陰謀論的な(笑)

 

カリオストロ
A I達のイメージ(笑) 

 大手ヘッジファンドがわざわざ、こんなことをする目的は当然、個人ホルダーをターゲットにした大規模な刈り取りです。

 相場はシーソーゲームですが、資金が多い方が圧倒的有利なことは揺るぎません。

 よく「株式投資はゼロサムゲームではない。企業の成長も見込めるのだから・・・」などと、したり顔で博打とは違うことを主張する方々もいらっしゃいますが・・・

 タヌキの解釈では、相場は命の削り合いなのだと思います。

 昔から、(特に先物に手を出してしまった末路は悲惨な話で)脈々と続いた名家が一代にして土地財産を失い没落していったり・・・

 今回のコロナショックのように企業の成長力が弱くなった時世ではなおさらですね。

 日に日に小さくなっていくパイを奪い合っていく形になります。 

 昔は場立ちが売買の中にいましたので、相場の動きにもある程度の時間がかかっていましたが、現在では高速コンピューターを使ったアルゴリズム取引が相場の流れを決定づけます。

 そうなると個人で太刀打ちすることはできませんよね。

これからも薄商いの時期には気を付けよう


 
株の信用取引や、為替の証拠金取引など、

レバレッジを掛けた状態で連休に入るのはやめた方がいいと思います。 

 お正月やゴールデンウィーク、お盆などイベント時には、なるべく現金化することが安全策です。 

 また、ニュースなどで下落の理由を聞いても鵜呑みしてパニックを起こさないことです。 

 決算情報などのファンダメンタルズ分析も、最新情報は証券会社が先に手に入れます。
 個人投資家は常に1歩は遅れると思って、予防策を講じておいた方がいいわけです。 

 資金・情報・スピードで負けている状態から、大口(ファンドなど)を相手に戦って常勝するというのは、そもそも無理な話なのです


まとめ


  • 薄商いの時期は特にヘッジファンドが売りを模索していて、万が一絶好のニュースがあれば、フラッシュクラッシュに巻き込まれる可能性がある。

  • 大型連休のときは、ポジションを整理した方がいい。

  • ニュースの理由は本当の暴落原因ではないかも知れないので注意すること。

 

 ということで、相場には本当に魔物が棲んでいます。

 楽観視せずに冷静に成り行きを見守りましょう。

※投資判断は自己判断自己責任です。

 ではタヌキは巣穴に戻ります。
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