『魚をあげるよりも、魚の捕り方を教える』べき、マスクの作り方を広めよう
「人に魚を与えると1日で食べてしまう。しかし人に釣りを教えれば生涯食べていく事が出来る」(老子)
安倍首相発案の『一世帯当たりマスク2枚を郵送』というのも、何もしないよりはマシではありますが、逆に簡単に自作マスクが作れる(使うハンカチの柄によってはオシャレ?)という情報を拡散する方が効果的と感じましたので、書かせていただきます。
『埼玉大学教育学部生活創造講座家庭科分野被服学研究室』の方におかれましては情報をネットにアップしていただき感謝申し上げます。
そもそもマスク2枚の配付って・・・3名以上の世帯でしたら2枚配付されても足りませんから・・・
ましてや、
・(マスク面の)大きさが小さい
・耳ゴムが短い
・虫が・・・etc
など、配布されたマスクの品質や製品管理について、良い話は聞こえてきません。
布マスク代と郵送料、あわせて466億円の費用をかかるそうです。
ここまで多額の費用(税金)をかけるなら、マスク現物を配付するより、マスク作成法の情報を普及させる方が効果的ではないでしょうか?
『公共広告機構』さんっ、皆さんへの周知よろしくお願いします(ぽぽぽぽ~ん)。
安倍首相のお友達には「マスクを配布したら国民の不安は消えてなくなりますよっ」と耳打ちする輩がいるのだそうですが、リサーチもなく思い付きで実行するのは、かなり高くついたものです・・・
話は変わりますが、タヌキが備えている『緊急持ち出し袋』には使い捨てマスク10箱(500枚)を常備しています。
万一、避難所生活となった場合に備えてのことです(同じ避難所の人達もマスク着用が出来ないと避難所内で風邪などの感染症が蔓延することは、みなさんご存じのとおりです)・・・が、マスクが高値で取引されていた時期には売りたい衝動に駆られて、かなり心が乱れました(笑)
現在でもタヌキは『緊急持ち出し袋の常備マスク』には手をつけず、自作マスクで賄っています。
ハンカチからマスクを作る方法
【埼玉大学教育学部生活創造講座家庭科分野被服学研究室公表資料】
2月以降、現在もマスク不足が続いています。
使い捨てマスクは医療現場では絶対必要なものです(薬局などの店頭で不足が叫ばれているものより高性能が求められている製品ですが)ので、(国内での)マスク生産体制が整ったら真っ先に医療用マスクを生産補充しなくてはならないでしょう。
そうしないと医療崩壊してしまいます。
中国では工場閉鎖解除後に生産されたマスクは、全て国家管理として徴発されていますので、正規ルートでは下々には出回りません。
中国ではマスクは戦略物資として扱われています。
トランプ大統領が複合企業スリーエム(3M)に対し、カナダや中南米諸国にマスクの輸出を停止するよう要請したとも、米国が「マスクメーカーが既に契約を結んでいる他国」よりも高い価格を払ってマスクを買い占めているケースもあると伝えられています。
米国でもマスクは戦略物資として扱われています。
日本では安倍首相が布マスクを一世帯あたり2枚配付するという対応を発表、「そう言いながら自分は使い捨てマスクかいっ」と盛大に突っ込まれた後、安倍首相は公の場では布マスクを着用しているようですね・・・(でも他の閣僚は変わらず不織布製のマスクを付けていますが)
そんな状況ですので、タヌキたち一般への(使い捨て)マスクの供給はまだまだ先になりそうです。
医療従事者優先という選択は間違っていないはずです。
そこで、埼玉大学教育学部生活創造講座家庭科分野被服学研究室で公表してくださっているマスクの作り方を紹介させていただきます。
これは、大型のハンカチを折るだけで出来ますので、お手持ちのハンカチの枚数次第でいくらでも量産可能ですし、洗濯機で洗えます(ここ重要)
ハンカチがなくてもスカーフだって風呂敷だって使えます。
単に白生地や黒生地ではなく、ハンカチの柄が個性とセンスを主張できますっ!!
不織布マスクを手洗いして再使用しても性能が劣化しますが、ハンカチマスクならその心配もありません。
タヌキはマスクの紐部分は廃棄する使い捨てマスクの紐を切り取って回収、片耳につき3枚分をつないで使用しています。
元々マスクの紐なので耳当たりがいいです。
「パンツのゴム?」を手芸店(100均とか?)で買ってくるのも有りでしょうけれど・・・
このマスクの使用にあたって注意すべき点は、『洗濯時に中紙を取り出し忘れると、大惨事になる』ということ・・・
ポケットにティッシュを入れたまま洗濯してしまって愕然とした・・・という経験をお持ちの方は共感いただけるかと思いますが(苦笑)
ではタヌキは巣穴に戻ります。
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