NY株式市場はダウは続伸、前日比285ドル80セント高の23,719ドル37セント(▲1.22%)で終了。
一時的には上げ幅は500ドルを超え、大台である24,000ドルを上回る場面もありました。
今後の目標は終値で24,000ドルを超えることとなります。
米国の経済支援 トランプ大統領の選挙対策
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が長期間の金融緩和の継続を示唆し、企業向けの新たな資金供給策を発表しました。
投資家心理では米景気の支えになるとの期待が株価を押し上げました。
FRBは、企業や家計を支援するための最大2兆3000億ドル(250兆円)の新たな資金供給策を発表。
従業員1万人以下の企業に民間銀行を通じて6000億ドルを融資するほか、7500億ドルの枠を設けて大企業の社債も買い取るとのこと・・・
この大規模(投入額)な支援策により企業の信用不安が改善すると想像されました。
先日発表された日本の経済対策とは規模においても即効性に関しても段違いです。(日本のとった対策は規模はともかく即効性に欠けるため、効果的なものとは思えません 昨日の記事に書かせていただきましたが、売り上げをあげられない店舗などは経済支援を受けられる前に店舗家賃を払えず閉店してしまいます)
パウエルFRB議長はネット配信の講演で、景気回復を確信するまで「力強く、積極的に(政策ツールを)行使する」と述べ、ゼロ金利政策については「経済が困難を乗り切り、雇用最大化と物価安定という目標に向けた軌道に乗るまで続ける」と主張した。
「景気回復を確信するまで」という意味合いの発言をとらえた投資家たちには、「金融緩和が長期間続く」と受け止められ、リスクオンムードに傾きつつあります。
アメリカ大統領選挙が近づいています。
株価上昇がトランプ陣営の選挙対策の命綱とも言われていますので、必死の様子がうかがえます。
我々投資家や、アメリカ国民にとっても歓迎すべきことですのでいいのですが・・・
こうして比べてみてしまうと、日本政府の考えた対策の頓珍漢さが際立ってしまいますね・・・
タヌキの100万円口座の現状、プラスなので良しとする
タヌキが本ブログの開始に合わせて口座を開設して運用している『100万円スタート口座』(マネックス証券)の状況はこのようになっています。
システムの都合上、即日(リアルタイム)の株価は反映されていません、4/6株価と為替で反映されています。
100万円を口座に入れて動かしている訳ですが、現在口座には日本円にして1,321,796円相当の資産が残っています。
コロナパニックでかなり目減りしてしまっていますが、プラスを維持していますのでよしとしましょう・・・
今回のコロナパニックでNYダウをはじめ、各国の株価が大きく下がりました。
しかし、ここ数日で各国で対策として実施されている「外出禁止令」などの効果が徐々に表れているそうで「コロナウィルス罹患者数の増加が落ち着きつつある」ということで、株価はかなり持ち直しています。
4/6の段階では、IBM保有株はマイナスを示していますが4/9(日本時間では4/10)のリアルタイムではIBMは121.25ドル(終値)にまで回復しており、ようやく一息ついた感じです。
この画面の段階では、まだ市場は動いていますので数字はリアルタイムで変わっていきます。
マネックス証券の外国株取引は、米国株と中国株の2国に対応しています。外国株取引口座は『Trade Stationシステム』にリンクされているため設定を行えば、保有株の状況に加え登録銘柄のチャートも同時に確認することが出来ます。
日本時間2020/4/10 6:00現在
NYダウ : 23,719.37 (+285.80)
NASDAQ : 8,153.57 ( +62.67)
S&P500 : 2,789.82 ( +39.84)
VIX恐怖指数: 41.67 ( -3.88%)
※VIX恐怖指数は現在でも高い数値で推移していますので
投資家心理はリスクオンには向き切ってはいない
ことが分かります。
当分の間、ニュースや経済指標が出るたびに一喜一憂する
市場環境になるそうです。
為替ドル円 :108.51
上海総合指数:2,825.90 ( +10.54)
日経平均先物大証(夜間):19,472.00
※投資判断は自己判断自己責任です。
ではタヌキは巣穴に戻ります。
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