NY株式相場は3指数とも(思ったよりも大きく)上昇しました。
NASDAQは5か月ぶりの高値を付けました。
なんとなく、最近上昇材料(いい知らせ)に乏しく『手詰まり感が漂う雰囲気』が続いていましたので、
「突然の悪材料出現(ボーイング事故とか…)で大きく下がることはあっても、大きく上がる雰囲気はないかな」と思っていたのですが、
市場は『色々な口実を見つけて株価の上下を大きく動かしたい』ようです。
市場は『色々な口実を見つけて株価の上下を大きく動かしたい』
米中貿易協議が合意に向けて進展している(タヌキの感想:ホントニ?)との見方が強まり、市場では投資家心理が上向きました。
中国・新華社通信が、劉鶴副首相が米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表やムニューシン米財務長官と電話で協議し「(貿易交渉で)実質的な進展があった」と報じたことが震源のようです。
米中が合意に向けて前進していると受け止められ、株式市場ではリスクオンムードつながりました。
なんとなく、『米中首脳会談先送り』への埋め合わせ報道のように思えてしまうのは、タヌキが天邪鬼だからでしょうか…?
やはり、
また、低迷が続いていた半導体関連株を中心としたハイテク株が上昇しています。
おかげさまでNASDAQは5か月ぶりの高値を付けました。
前日夕の決算発表で「半導体事業は底入れしつつある」との見方を示した半導体大手のブロードコムが急反発。
その余波はインテルなど他の半導体関連株に広がりました。
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ボーイング社、上昇を開始
一昨日上昇、昨日下落と不安要素しか見えず、ダウの重石になっていたボーイングですが、今日はまたも上昇し、寄与度+38.58とダウ30銘柄の中で寄与度トップになっています。
10日の墜落事故を受け、「事故機と同型機に搭載しているソフトウェアを早期に修正する見通し」と報道されたのですが、『事故への対応が早いとの見方』が好感買いを誘ったようです。
今回は2回目の墜落事故…最初の事故は5か月前の2018年10月29日です。
5か月という時間で考えると『ハード面の欠陥』でしたら早い対応なのかもしれませんが、報道されているようにオートパイロットシステムの『ソフトウェアの欠陥が原因』のようならそんなに早くないのでは…?と思えるのですが。
とはいえ、
ハードウェアの欠陥
↓
納入済み機体のリコール
↓
受注機の納入延期
といった、ボーイング社の業績に致命的な結果となる、最悪の結末にならなかったことで『割安感買い』に繋がったようです。
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日本時間2019/3/16 6:00現在
NYダウ : 25,848.87 ▲0.54% ( +138.93)
NASDAQ : 7,688.53 ▲0.76% ( +57.62)
S&P500 : 2,822.48 ▲0.50% ( +14.00)
VIX恐怖指数: 12.88 ▼4.59%
為替ドル円 : 111.48
上海総合指数:3,021.75
日経平均先物CME(ドル建て):21,365.00
※投資判断は自己判断自己責任です。
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