NY株式相場は大きな動きがありませんでした。
続伸していたNASDAQ、S&P500は僅かにマイナスになってしまいましたが、ダウ平均は終わりにかけて僅かですが上昇しプラスで終わりました。
やはりボーイング(BA ▼1.02% 寄与度-26.03)は下げてしまいましたが、そのマイナス寄与分をアップル(AAPL ▲1.11% 寄与度+13.70)とビザ(V ▲1.13% 寄与度+11.73)が支える形でした。
【リンゴは腐っていない】アップルはジリジリ上昇中
2019年に年が変わって早々に発生した『アップルショック』、2018年10月からGAFA、FANGなど、もてはやされたハイテク株は値を下げていましたが、「iPhoneの売れ行きへの不安」から「とどめの一撃」とばかりに下がりました。
この市場の不安感は他の銘柄にも波及し、今年の株価はスタート時点で低位置から這い上がらなくてはいけないハンデを負っています。
市場を揺るがすほどのショックを与えた、当のアップルの株価推移をみると『アップルショック』の日を底値に、以前ほどの勢いはないものの「しっかりとした上昇」を続けています。
「iPhoneの中国販売に安定の兆しが見られる」とのことで今日はボーイングがダウの重石になっている市場環境の中で、下落を食い止めることに寄与してくれています。
本当に中国での販売が良くなれば、もっと上がるかもしれませんが…そのあたりは、政治的な部分も絡んできますね…どうにかならないものでしょうか?
『米中貿易戦争』やら『ファーウェイ問題』やら不安要素はチョット周りを見回しただけで山ほどありそうです…
というか、iPhoneⅩは高すぎて『タヌキには手が届かないところ』まで行ってしまっていますが…
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【米中貿易戦争】終戦のめどが立たずっ!!
トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が『貿易戦争に終止符を打つ合意に署名するための首脳会談』は当初予定されていた3月中には行わず、早くても4月になる公算が大きい(トランプ大統領は急がないと言っているのでもっと先になるかもしれません)ことが明らかになりました。
ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は今週、米中貿易協議でまだ「重要な問題(構造改革)」が解決されていないと述べていますし…
何より中国側が、「合意が(アメリカ優位に)一方的な内容になる様相」や「トランプ大統領の予測不可能な行動に警戒感(米朝協議をちゃぶ台返しした前科がありますから…)」を示しているようです。
これまでは、米中双方ともに「交渉は進展している」と言ってはいましたが、今月トランプ大統領の米フロリダ州の別荘で行われると期待されていた首脳会談は、実現するとしても最短4月下旬になる見込みのようです。
この貿易戦争が終戦を迎えれば、一気に市場の雰囲気はよくなるはず…?だったのですが、本当に残念なことです。
当分は現状のまま「一喜一憂する雰囲気」を維持することになってしまうのでしょうか…?
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日本時間2019/3/15 6:00現在
NYダウ : 25,709.94 ▲0.03% ( +7.05)
NASDAQ : 7,630.91 ▼0.16% ( -12.49)
S&P500 : 2,808.48 ▼0.09% ( -2.44)
VIX恐怖指数: 13.50 ▲0.67%
為替ドル円 : 111.70
上海総合指数:2,990.68
日経平均先物CME(ドル建て):21,190.00
※投資判断は自己判断自己責任です。

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