NY株式市場は大きく下げています。
ダウ平均は年初のアップルショックを底にこの2か月の間に約11%近い上昇を見せており、NY市場3指数ともに利確売りの動きに押されました。
この2か月間は
- 米中貿易交渉の決着見込み
- FRBのハト派姿勢への変化
『米中貿易交渉の3月中開催』との報道もありましたが、市場の利確売りの流れをとめるには物足りなかったようです。
【米中貿易戦争】3月に『米中首脳会談』開催予定との報道も…
「米中が今月下旬にも貿易交渉で合意する見通し」と伝わり、朝方は買いが先行しました。
しかし、アップルショック後の上昇相場では、『米中合意は近い』という期待を織り込んでの流れでが主因であったことから。
次第に材料出尽くしとみた売りに押されています。
ウォール・ストリート・ジャーナル電子版が、米中が関税引き下げを議論していると報じました。
- 中国は農産品など2018年に米国に課した報復関税を取り下げると提案
- 米国は対中制裁関税の一部か全部の撤回を検討している
とのことで、3月下旬に首脳会談で合意する見通しという報道内容です。
これを受け、朝方は航空機のボーイングや建機のキャタピラーなど中国関連とされる銘柄の上昇が目立ったのですが…
現状でも、『知的財産権侵害』など中国の構造問題を巡る協議は合意に至っていないもようで、合意内容を見極めたいとのムードも利確売りの下落局面での下値買に踏み切れなかったようです。
医療保険のユナイテッドヘルス・グループ(UNH ▼4.12% 寄与度-53.76)や、航空機のボーイング(BA ▼1.80% 寄与度-68.68)、マクドナルド(MCD ▼2.41% 寄与度-30.23)が大きく売られ、ダウの下落に大きく影響しています。
スポンサーリンク
今日もお読みいただきありがとうございます。
皆様の応援が、体の弱いタヌキがブログを継続する体力・メンタルの支えになっています。
↓をクリックして応援いただければ幸いです
にほんブログ村
金融・投資ランキング
人気ブログランキングへ
日本時間2019/3/5 6:00現在
NYダウ : 25,819.65 ▼0.79% ( -206.67)
NASDAQ : 7,577.56 ▼0.23% ( -17.78)
S&P500 : 2,792.81 ▼0.39% ( -10.88)
VIX恐怖指数: 14.70 ▲8.33%
為替ドル円 : 111.71
上海総合指数:3,027.58
日経平均先物CME(ドル建て):21,680.00
※投資判断は自己判断自己責任です。
コメント