『金持ち父さん 貧乏父さん』から名言を紹介
 お金についてよくわかる!

本作には、お金にまつわる名言がたくさん出てきます。

名言1

「たいていの人が自分以外の人間を(自分の望むように)変えたいと思う。でもよく覚えておくんだ。他の誰かを変えることよりも、自分自身を変えることのほうがずっと簡単なんだ」

私たちは、つい他人に期待してしまいがちです。他人がなんとかしてくれると思っていては、自分の人生を変えることはできません。まずは自分に問題があるのだということを認め、自分自身を変えていく努力が必要となります。

自分のことであれば、自分が変われば問題は解決することができますし、何かを学んでより賢くなることだってできるのです。

何か問題が起こると、大抵の人は自分以外の人間を変えることで解決しようとします。

しかし、他人を変えることは容易ではありません。他人を変えるように努力するのではなく、自分を変えるようにした方がよっぽど簡単なのです。

名言2

「プランは夢に到達するための橋だ。きみの仕事は、夢を実現するためのプランを立てることだ」

何事においても、まずはプランを立てなければ始まりません。なぜなら、プランがあって始めて、自分の進むべき道筋が見えてくるからです。

それがなければ、自分が進んでいる方向が間違っているのかどうかを判断することもできませんし、軌道を修正することもできません。

夢を実現するためには、まずはそのためのプランを立てることが必要となります。

プランは、夢に到達するための橋になるような存在なのです。

『金持ち父さん 貧乏父さん』の考え方の決定的差とは


金持ち父さんは、いつでも前向きです。何かが欲しいのであれば、どうやったらお金を作り出すことができるかを考えます。金持ち父さんは、「(お金に関して)欲望と恐怖を大きくするのは無知だ」と言っています。

貧乏父さんは自分の子どもに対して、一生懸命勉強してよい会社に入ることを勧めます。一生懸命勉強してよい会社に入れば、欲しいものを購入するためのお金を手にできるからです。しかし、貧乏父さんが話すのはいつだって、「欲しいものを買うためのお金はないというばかりです

しかしこれに対し、金持ち父さんは貧乏父さんとは、まったく異なる考え方をします。彼は、一生懸命勉強するのは、よい会社を買うためだと考えるのです。会社を買えば欲しいものを手に入れることができますし、会社そのものがお金を稼いできてくれます。(オーナーに成れれば一番なのですが、我々にとっては『優良会社の株主を目指す』ことが、地道ではありますが手っ取り早いですよね)

そして金持ち父さんは

 ・中流以下の人人間はお金のために働く

 ・金持ちは自分のためにお金を働かせる

と主張してます

お金持ちになるためには、お金がお金を生み出す仕組みを作らなければなりません。これが本作のメインテーマです。 

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マルチ商法、ネットワークビジネス…怪しい勧誘に利用される理由を考察


不動産003

『金持ち父さん
貧乏父さん』は非常にわかりやすい内容で、誰もが手に取りやすい本です。

リーズナブルな価格で購入することができるうえに、お金について含蓄のあるエピソードが多数紹介されています。

そのためか、本作はマルチ商法やネットワークビジネスのような、怪しい勧誘によく利用されてしまってもいます。その理由は、本作がビジネスオーナーになることを主張しているから。

ビジネスオーナーとは、自分の時間を切り売りするのではなく、権利収入を得て、時間的な自由を手に入れた人のことをいいます。

怪しい勧誘は、本作での主張を曲解して、ビジネスオーナーになりませんか?と勧誘してくるのです。

ビジネスオーナーになれれば、自分の労働量に依存しない権利収入を得ることで生活を成り立たせるため、それによって経済・時間的な自由を得ることができます。

結果として、投資をすることによってビジネスオーナーとなり、経済・時間的な自由を手に入れましょうという怪しい勧誘に利用されるようになってしまったのです。

本書で挙げられた「ラットレースからの脱出」お金を働かせるという有名なフレーズは、投資会社(特にマンション投資など)が我々を含めた投資素人に『投資を推奨するために囁く定番のフレーズとして使われる』のをよく耳にします。

安易に乗ってはいけない話ではありますが、『このような商法に、このフレーズが説得力ある材料になっているいう事実からも、本作がどれだけ人の心を鷲掴みにできる内容なのかということが分かります。

この本が日本語版で出版されたのは西暦2000年、いまだに版を重ねているようです。

著者のロバート・キヨサキ氏は、本書の後半では『キャッシュフローゲーム』の宣伝を書いています。

注意すべき点は、
『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んで「『不動産投資』ってやっぱり儲かるんだ」と思ってはいけないということです。

この本が執筆された西暦2000年当時はともかく、現在では『不動産投資=不労所得』ではない…とタヌキは思います(一部、例外もいるかもしれませんが「宝くじに当たるレベルの幸運さを持った方でなければ無理」だと思います)。
現在では彼の軸足は『不動産投資』ではなく『キャッシュフローゲーム』や『講演など』に置かれています。

この『キャッシュフローゲーム』はロバート・キヨサキ氏が開発し、本書の大ヒットとともに世界中に広まっていきました。

日本でもこの『キャッシュフローゲーム』を主催している団体も相当数活動しています。

純粋にゲームを楽しんでいる団体もありますが、ゲームの場で「マルチ商法やネットワークビジネスのような、怪しい勧誘流れて行ってしまう『危険な主催者』も結構な比率で存在するのが現状です。

『キャッシュフローゲーム』自体は『貸借対照表』や『損益計算書』をゲームで学べると言われていますし、ゲーム自体に害などはありません…が、ゲームに初めて参加する主催団体の場合は、勧誘などに注意して様子を見ながらゲームを楽しんでみてくださいね(変だと思ったらすぐ逃げてっ!)。

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