「株価は気分的な影響が極めて大きい…」それは、昔から株価下落時局面ではそうなんですよ!!


 
4日証券関連7団体の新年名刺交換会に来賓出席した『麻生太郎財務大臣』のあいさつによりますと 

年初来の世界的な株安について、

「アップルのせいだ、商いが薄いからだといろいろ理屈はつけられるが、企業の実態はきわめて好調だ。(国内では)企業収益が増えた結果、税収も伸び、順調に予算編成できた」

とスピーチ
しました

麻生財務相は「株価は気分的な影響がきわめて大きい」とも話しました。株価が上がれば消費マインドの喚起につながるのことです

プロの今年の相場予想は「リップサービス」で出来ています


投資のプロの方々も、年末年始にかけて
各メディアで一年間の株価予想や、大納会の予想を出されています。

2019株価予想_ダイヤモンドzai
ダイヤモンド・zai 12月号より

これらは総じて、強気に流れる傾向にあります。

彼らのスポンサーは金融業界の活性化

  • 金融機関にとっては、株式・投資信託の売買増に伴う手数料収入が増えればよい
  • 機関投資家にとってはカモになる素人さんは多ければ多いほどよい

当然のことなのですが

こういった中で、関係者は「今年の相場は不安定、株価が下がる傾向にあります」というコメントを思っていても声には出さないでしょう。

リップサービス


彼らは、みなさんに市場活性化を期待しているのですから…



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株価の下げ局面では無理して定期的に買わなくていいんじゃないかな…『ドルコスト平均法?』それっておいしいの?


巷では、アベノミクスと言われている株価上昇期間も「もうおしまい」と言われています。

これからの、株価は日本株に限らず世界的にかなり不安定になるのではないかと想像できます。
昨年
10月からの株価の下げ局面で、かなりの数の投資家さんは『青くなったり、青くなったり』したのではないでしょうか?

 

米国株は過去からの株価移動線を見る限り、長期的には右肩上がり『ドルコスト平均法』で買っていけば、問題ない。今が買い時」と、それを実践なさっています。

 

右肩上がり相場しか経験したことのない方々のなかで、『リスクに耐えられる図太さ』を持ちあわせていない方にとっては、『買っても買っても下がっていく、保有株の損益マイナス局面』が続くことに耐えられないかもしれません。

タヌキもだいぶやられていますが、まだ分厚い脂肪(含み益)で耐えられています。

 

そんな局面では「無理に買わなくてもいい」と思いますよ。
 

結果的に株価が回復していけば、『機会損失』になるのかもしれませんが…

ただ、悪いタイミングで投資してしまって保有株をチェックするたびに含み損を見ながらため息をつくよりは『精神衛生上』マシかもしれません。
本業(サラリーマン)などをお持ちの方は、その憂鬱な気持ちが本業に影響してしまうよりは『家計的』にもマシだと思われます。
 


特に、下落相場時には、程度こそあれどの銘柄も下がる『株価の地盤沈下』が発生するのです。よく論じられている個別銘柄の優劣は『下落の程度』、『回復時期の早遅』に差が出るものです。

「口座情報の含み損(赤表示だったり、マイナス表示だったりしますが)を見続けるのに耐えられない」

という方は、無理に定期的な追加投資など意識せず、皆さんそれぞれの感覚で、投資をお休みして『投資資金の貯蓄』を頑張ったほうがいいかもしれません。

 

『休むも相場』という格言もあります。


ただし、信用取引などヘッジを掛けた投資をされている場合は、現在のような上がり下がりの激しい相場局面では、タイミングを見て撤退するほうがいいかもしれません。

そういうのは、右肩上がり相場の時に再挑戦すればいいのです。

※投資判断は自己判断自己責任です。

 ではタヌキは巣穴に戻ります。
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