おはようございます。
NY株式市場は続伸しました。
米中の貿易交渉の進展と米政府機関の再閉鎖回避への期待が続き、幅広い銘柄に買いが入りました。
【米中貿易協議】中国、戦わずして勝つ…
11日から開催されている米中の貿易協議について、ムニューシン米財務長官が13日に「今のところ順調だ」と述べたと伝わった。
トランプ米大統領は協議の期限延長と中国製品の関税引き上げを見送る可能性を12日に示唆しており、貿易交渉が順調に進んでいるとの期待が相場を押し上げた。
香港紙は中国の習近平国家主席が米交渉団と面会する予定だと報じています。
3月5日開幕の『全国人民代表大会』を控えている中で、3月1日の交渉期限を突きつけられていた習近平国家主席にとっては、「『全国人民代表大会』前に米国圧力に屈した」という状況での開幕は何としても避けたかったところです。
「トランプ大統領自身が期限延長を考えている」ということは、『交渉(戦う)前に勝利した』ようなものです。
もともと無理な期限で高圧条件を突きつけた、トランプ大統領ですが現段階で、
「やっぱムリですよね~ゆっくりやりましょう。首脳会談でも決められないと思うから、当分の間は会わないようにしましょ~」
と譲歩の姿勢を見せてしまっています。
交渉以前にトランプ大統領が中国攻め姿勢から軟化の方針を公表したことで、まさに『戦わずして勝つ』中国に軍配が上がったようです。
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【トランプ大統領、新予算案に署名】米政府機関閉鎖回避される
現行のつなぎ予算の期限が15日に切れる前に、トランプ米大統領が米与野党指導部が基本合意した新予算案に署名する可能性が引き続き意識され、「米政府機関閉鎖が回避できる」との雰囲気が相場を支えました。
昨日に引き続き、工業製品・事務用品のスリーエム(MMM)や半導体のインテル(INTC)、建機のキャタピラー(CAT)など中国の売上比率が高い銘柄の上げが目立ちました。
ホームセンターのホーム・デポ(HD)やIBM(IBM)なども上昇。
NASDAQ総合株価指数は4日続伸し、昨年12月3日以来、約2カ月ぶりの高値で終了。
アマゾン・ドット・コム(AMZN)が上昇したほか、エヌビディア(NVDA)やマイクロン・テクノロジーなど半導体株も買われた。
一方では、ネットフリックス(NFLX)やフェイスブック(FB)といった主力株の一角が売られ上値は重かった。
日本時間2019/2/14 6:00現在
NYダウ : 25,543.27 ▲0.46% ( +117.51)
NASDAQ : 7,420.38 ▲0.08% ( +5.76)
S&P500 : 2,753.03 ▲0.30% ( +8.30)
VIX恐怖指数: 15.65 ▲1.43%
為替ドル円 : 111.00
上海総合指数:2,721.07
日経平均先物CME(ドル建て):21,120.00
※投資判断は自己判断自己責任です。
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