おはようございます。
FRBが利上げ見送りや打ち止めを匂わせて市場に少し光が差してきた中で…
またも悲しい知らせが飛び込んできました。

米政府高官がネガティブニュースを発したため、米中貿易交渉の難航が露呈してしまいましたっ!!
このままでは、3月1日期限の追加関税発動路線が濃厚となり、米中ともに経済が更に悪化することが予想されます。
実際、すでに株式市場から債券市場にお金が流れてはじめています。

欧州経済見通しも悪く市場の雰囲気が悪化している中で、最悪のタイミングで最低のニュースを出してきたものです。

頭を抱える001


米中貿易交渉、実は進展していないことが露呈、株から債券へ投資は流れる


米政府高官2人と関係筋
により米中首脳が両国の通商協議の期限とする3月1日までに会談する公算は小さいの情報がもたらされました

トランプ米大統領はこれまでに、包括的な通商合意を目指して中国の習近平国家主席と近く会談する考えを示し週明けにも米国からはムニューシン財務長官やライトハイザー通商代表部(USTR)代表らが出席する米中通商協議』が北京で再開する見通しとなっているところです

しかし、この発言はすでに「米中貿易交渉は実際は進展していないよ」と言っているようなものです。北京で予定されている交渉も成果が見込めないという予告編のつもりなのでしょうか?

カドロー米国家経済会議(NEC)委員長は「トランプ大統領は、習国家主席といずれ会談すると話しているが、現段階ではかなり先の話となる」と語った。

このニュースを受け、3月1日までに米中が合意に達するとの期待は後退し、米株価は全面的に下落、約1カ月ぶりの大幅安となってしまいました。

ここ最近の株高は、FRB利上げ見送り予測』と『米中通商交渉を巡る楽観的な見方が市場の支えとなっていたことから、今後長期にわたって『弱含む相場となる可能性があます。

最後の望みは、3月1日という追加関税発動期限を延長して「ゆっくり話し合いましょうか(棚上げともいう)」という合意が発表されるくらいでしょうか…

すでに、市場では株価の下落とともに国債への逃避の動きが見られています。

よりによってこのタイミングでぶち上げますか…政府高官さんっ!!週明けの交渉後だってよかったんじゃないですか(怒)

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