お世話になっております。
 タヌキです。

【米国株】アップル株上昇…アメリカ市場、3指数とも反発上昇


 アメリカ
市場は4日続落の下げに飽きたのかようやく反発しました。

 NYダウ、NASDAQ、S&P500の3指数とも年末に向けての先行き不安から売られてスタートしました。
 午後からは、米中貿易交渉の進展を期待させる報道をきっかけに、5日続落していたアップル(+2.47%)など、これまで売られすぎていた主要ハイテク株・半導体株などの買い戻しがあり一気に上昇に転じました。(※エヌベディア(+2.64%)の決算発表が時間外になりましたが、悪かったようです)

 昨日、OPECとロシアの主要原油産油国が原油供給減産を協議したことから、反発した原油価格は

  ・数量調整が期待できたこと(裏切って増産する国が出なければですが…)
  ・寒さが本格的になってきて、燃料の需要(暖房)が高まる時期になってきていること

から、上昇を維持しました。

 原油先物相場って、ライバル(シエールガス)あり、裏切り(値上がりすると、自国だけこっそり増産)とか、単純に在庫と需要の関係では予想できなくて難しいですよね。

米中貿易交渉に進展?今後の展開から目が離せません


 
米中貿易交渉に関しては、

 「中国政府は米国に求められていた『貿易改革に関する文書』を米国に送付した」
 と米国当局筋からの情報が報道されました。

 報道内容のなかでは『貿易改革に関する文書』の内容については不明とのことですが、『米中貿易戦』の終結に向けた交渉再開が期待されたことが今回の株価上昇に大きく影響しています。

 ただし『送付された文書の内容が不明』なことから、内容が市場の期待を裏切る内容であった場合は、またも株価下落の流れに繋がりかねないところがあります。

 「そろそろ株価は底値」との憶測もあり株価上昇は見られましたが、タヌキは『なんとなく』株価底値の模索が続きそうな気がします。
 トランプ大統領の変なツイートに警戒しつつ、株価上昇の切り札である『米中貿易戦争』の鎮静化を祈りましょう。
 中国から送付された文書の内容が、市場にとって良いものでありますように…

  ※投資判断は自己判断自己責任です。




日本時間2018/11/16 6:00現在


NYダウ   :25,289.34  (+208.84)
NASDAQ  : 7,259.03 (+122.64)
S&P500   : 2,730.25 (+28.67)
VIX恐怖指数:   20.51(-3.48%)

為替ドル円 :113.57

上海総合指数:2,668.17 (+35.93)

日経平均先物大証(夜間):21,830.00

 ではタヌキは巣穴に戻ります。
↓をクリックして応援いただければ幸いです