お世話になっております。
 タヌキです。

 米国中間選挙は市場が描いていたメインシナリオどおり、
   ・上院:与党・共和党が過半数を維持
   ・下院:野党・民主党が過半数を奪還
 という結果に落ち着き、大きな波乱は起こりませんでした。

 米国市場・欧州市場は、昨日の『中間選挙後の打ち上げパーティー相場』で踊りつかれたのか、若干下落しています。


FOMC政策金利据え置き(市場予想通り)


 米連邦準備制度理事会(FRB)は7−8日の2日間にわたって開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を市場の予想通り2.00-2.25%に据え置くことを決定。
 声明では、「経済の見通しリスクは概ね均衡」と繰り返したほか、「さらなる暫定的な利上げを想定する」と、12月の利上げを示唆しています。

 今回のFOMCでは委員会終了後の記者発表のスケジュールは組まれておらず、市場は「今回は利上げなし」と予想しており、すでに市場にはその結果は盛り込み済みだったものの、今回の『政策金利据え置き』声明が発表された直後に株価は急激に下がりました。

 債券為替の動きは、米10年債の債利回りが3.21%から3.23%まで上昇、為替はドル・円は113円60銭から114円00銭まで上昇し1カ月ぶり高値を更新しています。
 為替は今後、利上げ予想を意識して円安ドル高傾向を目指していくことになるかもしれません。
 この為替の動きは、日本株にも波及するかもしれませんね。

 12月以降は、FOMC委員会後は記者発表のスケジュールが組まれており、市場予想でも『12月は利上げ』とされており、

 市場の興味は11月末に予定されている、『米中首脳会談』に向けられています(また延期とか言わないですよね…市場が荒れるからやめてください)。

  ※投資判断は自己判断自己責任です。






日本時間2018/11/9 6:00現在


NYダウ   :26,191.42 (+11.12)
NASDAQ  : 7,530.89 (-39.87)
S&P500   : 2,806.84 ( -7.05)
VIX恐怖指数:   16.88(+3.06%)

為替ドル円 :114.00

上海総合指数:2,635.63 (-5.71)

日経平均先物大証(夜間):22,430.00

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