米株式相場は大幅に続落しています。
日本株も散々な有様ですね…
ダウ平均は前日比464.06ドル安の22,859.60ドルと2017年10月12日以来ほぼ1年2カ月ぶりの安値で終えた。
米連邦準備理事会(FRB)が引き締め的になるまで利上げを続けるとの見方から株価の割高感が意識され、幅広い銘柄に売りが出た。
また、米国つなぎ予算にトランプ大統領が署名しないとの報道があり、米政府機関の一部閉鎖のリスクが高まったとの見方が広がると、一段と下げ幅を広げた。
また、米原油先物相場が下げ止まらず一時ほぼ1年4カ月ぶりの安値をつけました。
シェブロンやエクソンモービルなど石油株が大幅に下げ、ダウ平均の重荷になりました。
FRB 金融引き締め、高PER株歳末バーゲン中
FRBは前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で今年4回目の利上げを決め、2019年以降も利上げと米国債など保有資産(バランスシート)の縮小を続ける姿勢を示した。
今後、金融環境が引き締め的になるとの見方を背景に、アマゾン・ドット・コムやネットフリックスなどのPER(株価収益率)の高い銘柄を中心に売りが続いています。
世界経済先行き不安 ダウ安値に挑戦中!!
トランプ米大統領は与党・共和党幹部に対し、米連邦予算の一部が21日に期限を迎えるのを受けて上院が可決したつなぎ予算にメキシコ国境の壁の建設費用が計上されない限り署名しない方針を伝えた。
下院民主党のペロシ院内総務は20日、壁建設に改めて反対したと伝わった。21日までに予算が成立せず、一部の政府機関が閉鎖されれば米景気に悪影響が及ぶとの観測が広がった。
ダウ平均の下げ幅は、一時679ドルまで広がる場面がありました。
投資家心理を測る目安となる米株の変動性指数(VIX)は一時30を超え、相場が急落した2月上旬以来の水準に迫っています。
※VIXは20を上回ると不安心理が高まった状態とみなされています。
NASDAQも歳末叩き売り中
NASDAQも、前日比108・420・ポイント(1.6%)安の6528.407と17年10月2日以来の安値で終えた。アップルやアルファベット(グーグル)など主力株が売られた。
ナスダック指数は一時的に、8月につけた過去最高値から弱気相場入りの目安となる下落率(20%)を超える場面があった。
日本時間2018/12/21 6:00現在
NYダウ : 22,859.60 ( -464.06)
NASDAQ : 6,528.41 ( -108.42)
S&P500 : 2,467.42 ( -39.54)
VIX恐怖指数: 28.38 (+10.95%)
為替ドル円 :111.27
上海総合指数:2,536.27 ( -13.30)
日経平均先物大証(夜間):20,270.00
ここで、買いに入れるようなら『ファーストペンギン=勇者』と言えるのかもしれませんね。
※投資判断は自己判断自己責任です。
ではタヌキは巣穴に戻ります。
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