先日書かせていただきました記事について、「スマートフォンでは読みづらかった」とのご指摘をいただきました。
変なところでページが切られてしまっいたようです。
確認したところ、ご指摘通りの『読みづらさ』でしたので記事を分割いたしました。
内容は変わりありません。
更新情報をご覧になってこられた方には申し訳ありませんが、ご容赦くださいませ。
ご指摘いただいた方には、感謝申し上げます。
ありがとうございました。
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実録『アホ』との戦い
タヌキは現在、「毎日が日曜日~♪」な生活を送ってしまっていますが、こうなったのも『アホ』と戦ってしまったから。
本書出版以前の話ですから、参考に出来なかったのですが『アホと戦う前』に読んでいたら『タヌキの生き様』も変わったのかもしれないですね。
当時タヌキと『アホ』は別の部署におり、基本的には出会うことない関係でした。
ただ『アホ』の阿呆っぷりは広く知れ渡っており、正直『関わりたくない人物にリストアップ』していた程度の認識です。
『アホ』の所属する部署の『大事な会議』とやらに『オブザーバーとして招集されたタヌキ』、説明者(『アホ』の部下の人①)の横で腕を組みふんぞり返っている『アホ』不幸な出会いはここから始まったのです。
会議は進み説明終了
司会の人(『アホ』の部下の人②)
「タヌキさん。ご意見とかありませんか?」
タヌキ(わざわざ名指しで聞かなくてもいいのに…と思いながらも、「特にありません」では「こいつ寝てたのか」とか思われてしまうな…まぁ少し寝かけてたけど)
「先方に対して、スピーディーな提案を目指した案だと思いますよ。でも、先方の考え方がわからない段階で結論まで提示してしまうと『(先方の意向と)ズレた時』に修正が効かなくなってしまうかもしれません。押しつけ感を持たれたらおしまいですし…」
「この案を前・中・後編の3回くらいに分けて、先方の感触を見ながら接触した方が確実なのではないでしょうか」
みるみる表情が変わっていく『アホ』、自信満々で臨んだ『偉い人達揃い踏みの大事な舞台』で『別の部署の同格のオブザーバーごとき』にこんなことを言われるとは想像すらしていなかったようですね。
Q:なぜ『アホ』の部署に無関係のタヌキが『オブザーバーとして招集されたのか』
A:先方の意思決定者と多少なりとも面識があったから。
Q:なぜタヌキがこんな意見を言ったのか
A:相手(先方の意思決定者)が『決め打ちで提案されると、逆らう天邪鬼な性格』
なのを知っているから
(タヌキと同類と言われたくはないですけど、同じ臭いがするんですよ…)
その席では言いませんでしたが、こういう(天邪鬼)相手には
まず相手の意向を伺う
↓
「ご意見に沿って案を作成しました」
↓
相手が意見を言う
↓
「ご意見に沿って案を修正しました」
↓
さらに相手が意見を言う
↓
「ご意見に沿って最終案をまとめてみました。いかがでしょうか?」
が無難なのです…あれ?
『アホ(天邪鬼)』を下手(したて)に出て持ち上げてます?
会議で出た「速攻押しつけ型の『アホ』案」で押し切るには、よほどの良案を最初に出せるか、先方の偉い人とかへの根回しが出来ていないとムリですね。
(根回し策は、1回限りのおつきあいでのみ有効です。相手担当様が根にもつと2回目以降はぐんとハードルが上がりますから)
『アホ』のこういうところを危惧した誰かが(余計なことをして)タヌキをこの会議に巻き込んだのでしょうね。
タヌキの場合は、前記の『アホと戦ってしまう人の属性』①正義感が強い、⑤おせっかい に「そこで一言多く言ってしまう」という属性が加わっていたようです。
後日分かったことですが、どうもタヌキは『アホ』の『根拠のないプライド』を満座の前で粉砕してしまったらしいです(自覚はないのですがこれって④になるのでしょうか?)。
少なくとも『アホ』はそういう被害妄想に取りつかれていたらしい…
会議の後『アホ』は自分の部署に戻って、大騒ぎ。
気の毒なことに『アホ』の部下の人達は、しばらくの間パワハラを受け続けてしまったと後で聞きました。
もともと、宴席などでは「休職に追い込んだ部下」「退職に追い込んだ部下」を根性のない使えない奴らとして、名をあげて「俺の仕事についていけない奴はクズ」などと自慢しているタイプだそうなので、ただの『アホ』などではなく『性根の腐ったアホだった』ようです。
この会議以降『アホ』は何かとタヌキの部署に、俗に言う嫌がらせじみた動きをしていたようです。
というのも、直接タヌキに矛先を向けず、陰湿な嫌がらせが『部下の方』に向けられていたので気がつくのが遅れたのです。
- 連携する資料の滞り
- 回議した書類の不備を口実に内線でこっそり呼び出して、何時間も説教三昧
- タヌキが社内規定に違反して何かをやっているという、「変な話」の流布
『アホ』なくせにコソコソと汚いことをするのには、長けているようでして…
この「変な話」の一件を耳打ちしてくれた、『別部署の同期』のおかげで『アホ』の一連の動きが発覚。
その頃のタヌキは若気の至りで、『アホ』と正面からバトルを始めてしまいました(余波を受けた関係被害者の皆様には『アホ』に成り代わりお詫び申し上げます)。
間の悪いことに、ちょうどその頃にタヌキの体調が悪化し、入院手術。
タヌキが職場復帰した頃にも、『アホ』は懲りずにパワハラを振り巻いておりました。
ただ、『アホ』とはいえ学校偏差値は高かったらしく「内部の強力な学閥」に属していたため、めでたくご昇進あそばされ、タヌキとのパワーバランスは崩壊していました。
『アホ』に歯止めをかける愚者も現れず、『アホ無双状態』になっておりました。
ついでと言っては何ですが、どさくさ紛れにタヌキは退職に追い込まれました…とさ。
『アホ』にとって「退職に追い込んだ人間」のカウントを稼がせてしまったのが無念ですね。
『アホ』と戦ってしまったタヌキから見ても、本書に書かれている『アホ』と『アホと戦ってしまう人』の属性に関する記述は「その通りだな」と思えました。
おっせかいだとか正義感が強いだとかにしても、損をする生き方の要因になり得ると思います。
現実の生活では、きれい事ではなく「正直者は馬鹿を見る」ということが得てして多いのです。
とはいえ、『陰湿さを備えたアホ』に権力を持たせて放置したら、まずいと思うのですがね…
「頭にきてもアホとは戦うな!」を読んで感じた最も重要な事
『アホと戦わない』ことは最も大事なのですが、もっと大事なのは『自分がアホになっていないか』常に気をつけることだと感じました。
タヌキも含めて、みなさん少し自問自答してみましょうか。
「今のわたしは『アホ』になってない?」
あ…タヌキが関わった『アホ』のプレゼン案はどうなったかといいますと、『自信満々の図々しさ』で内部を押し切りはしたものの、プレゼンした相手先にあっけなく却下され、案作成に関わった各部署に大きな手戻りを生じさせました。
この一件も『アホ』の武勇伝に1ページ加わったわけです。
ただこれも『アホ』が「内部の強力な学閥」に属していたため、上からの「なぁなぁムード」でもみ消されこの一件はうやむやに、関係者の記憶の中にしか残されていないようです。
データも破棄されたそうですよ…念入りなことに。
「最後までこの記事にお付き合いくださった方」に一言…
『頭に来てもアホに関わるな!』
アホと関わって不幸になった、タヌキからの伝言でした…
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ではタヌキは巣穴に戻ります。
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